暗闇の徳山港、その日最後の渡船に飛び乗った。
大島に、港が複数あるらしい。
慌てて、民宿の女将さんに確認。
言われるがままに、船を降りた。
聞こえるのは、冷たい霧雨と波の音だけ。
名前を呼ぶ声が聞こえた。
すえひろ荘の女将さんだった。
港から5分くらいで宿に着いた。
宿に入ると、古いストーブ。
以前、ご夫婦で石を切り出す仕事をしてたらしくお風呂は大理石。
部屋には、旅人が想い出を書き記したノートがあった。
食事は、地元の食材を使ったボリュームタップリの海の幸。
一部の食材は、徳山まで買い出しに行ってくれたみたいだ。
明日は雨か。大理石の風呂に、腹いっぱいの海の幸。
少し大きめの波の音を聞きながら今日は眠るとしよう。
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