2010年10月27日水曜日

名護屋城 日本百名城(十一城目)

細い峠をくねくねと走る。見晴しが悪く城の位置が確認できない。
とある交差点。赤信号で停車。巨大な建造物が視界に入る。

$旅りーまんブログ-Course Up--名護屋城博物館

「名護屋城博物館」

似つかわしくない近代的な建造物。
秀吉公もあの世でびっくりであろう。

少し迷った後『現代の天守閣』に向かうことにした。

かなり立派な建物。どこかのコンサートホールのようだ。
展示品は原始からごく最近のものまで幅広い。韓国の伝統工芸のコーナーもある。

韓国からの観光客も来るのか、説明文にはハングルが併記されており、また慎重な表現も多い。
後半、日本語と韓国語の併記でこんなメッセージが掲示されてあった。

長い交流の中には、友好の時代も侵略という不幸な時代もありました。
私たちはその歴史を正しく認識して、お互いの文化と習慣を尊重しなければなりません。
そして、率直に語り合い、よりよい友好関係を築いていこうではありませんか

この一文には素直に共感できた。

賑やかな年配のグループが来た頃、静かに建物を後にした。

さて、いよいよ城攻め。
かなり立派な野面積みの石垣。

$旅りーまんブログ-Course Up--のづらづみ@名護屋城

本丸の石垣の前を通り、三の丸へと向かう。
脚力を養うのにちょうど良い坂道。

途中、見晴しの良い展望所があった。
$旅りーまんブログ-Course Up--三の丸より@名護屋城

この視界一杯に、120もの陣屋があったらしい。
この城の麓は、多くの人が集まり大都市を形成していたらしい。

景勝、長政、家康、昌幸、正宗、etc…

みんな何を食べて、何を話してたんだろ?

$旅りーまんブログ-Course Up--木々達@三の丸












400年前の天守閣が見てみたかった。


2010年10月26日火曜日

ちゃんぽん 道の駅厳木

多久聖廟を後にし北上。
途中、レトロな山本駅が気になる。
$旅りーまんブログ-Course Up--山本駅前山本停前藤本邸
向かいのバス停も山本。
バス停の向かいの家は藤本。

少し走って道の駅『厳木』に立ち寄る。
『厳木』と書いて『きゅうらぎ』と読む。

食堂らしき入口の前には「ちゃんぽん」、「うどん」の旗が並ぶ。店名はない。

とにかく腹が減っていた。他に店はない。
少し入り辛い感のある横開きのドアを開ける。

$旅りーまんブログ-Course Up--ちゃんぽん@みちのえき厳木

「当店は地元の地元食材を調理しちゃんぽんを提供しています きゅうらぎ道の駅 結城食堂」

そそるキャッチコピー。

自販機でちゃんぽんの食券を購入。

$旅りーまんブログ-Course Up--ちゃんぽん@みちのえき厳木

5分ほどで薄茶色スープのちゃんぽんが登場。
薄く切った豚肉と野菜が乗る。

スープはあっさり。二日酔いの胃にはちょうどいい。
少し硬めの麺とのバランスは良い。何よりも野菜のしゃきしゃき感がいい。

うまい。
こんな、ちゃんぽん屋さんが職場の近くに欲しい。

2010年10月23日土曜日

ブラックモンブラン 佐賀

佐賀駅近くのビジホのゆるキャラ?に見送られて出陣すると、

$旅りーまんブログ-Course Up--名称不明

遠くのビルの屋上に輝くレインボーな文字列をみつけた。

$旅りーまんブログ-Course Up--ブラックモンブラン

ブラックモンブラン!?

検索してみた。

・モンブランのメーカーは竹下製菓株式会社で本社は佐賀県小城市。設立は昭和2年。

・竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺めたとき、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」との思いをアイスクリームの名称に取り入れたものが「ブラックモンブラン」です。

モンブラン食べたかー!!!

2010年10月4日月曜日

門司港のきく湯

17時頃。九州の玄関『門司港』に到着。

$旅りーまんブログ-Course Up--関門海峡

『門』の字は(貨物・人の)玄関。『司』は役所を意味すると聞いたことがある。

かつては、石炭の国内トップクラスの輸出港、国鉄や官庁の拠点、多くの旅客線航路を抱える国際港であったが、貿易量の減少とともに、かつての活況はなりを潜めた。

平成に入って、門司港レトロとして観光地化を進め、今やスペースワールドを抜いて北九州ナンバーワンの観光地へ。いつの間にかマンションがたくさんに。

名物は焼カレー、ふぐ、ばなな?

自治体や地元の経営者やボランティアが、毎週のようにイベントを開催。
週末ともなれば、そこそこの人が観光に訪れる。
駅前の有名な焼カレー屋には行列ができることも、最近では珍しくもなくなった。

夜だけ開店する個性的な店も多く、若手の力にも目を見張る。
この街は是非一泊して、昼と夜の差を味わって欲しい。
日暮れから朝までの静寂はしっぽりするにはいい感じ。

さて、今回も門司港の食は十分すぎるくらい満喫したので、
以前から、気になっていた『きく湯』に立ちよってみた。

いつからあるのかわからない古いマッサージ器がある。
カウンター?番台?(っていうのかな?)には、老女が座っておられた。
注意書きも、カタカナ混じり。レトロ感たっぷり。

$旅りーまんブログ-Course Up--きく湯

老松の丸和付近。大人440円。タオル貸出20円。P有り。