当時のマイマップは、福岡が中心にあって、右に大阪と東京があって、九州の下には沖縄本島しかなかった(笑)
だからか、沖縄本島のはるか下
「南の楽園、小浜島ですごす〇泊〇日の旅」
にものすごく惹かれた。
石垣島空港に到着。
空港から小浜島までの移動は、自分で手配しなければならなかった。
当時はインターネットが普及しておらず、頼りは旅行会社から渡された行程表のみである。
港までと伝えてタクシーに乗車。
しばらく走って、何度か信号を曲がったところ。メーターは2000円くらいだったか、あのイントネーションでこう持ち掛けられた。
「石垣は初めて?」「島を一周してあげるよ」「若いから1万円でいいよ」
港までの距離感はない。レンタカーの相場も知らない。
安いか高いかよくわからなかったが、午後まで暇だったので、少し値切って手を打った。
今となっては、川平湾に行った記憶しかないが、
観光タクシーとしては、ガイド付き、写真撮影付で格安だったと思う。
ちなみにデジカメなどはまだ普及してない、マイカメラはフジの写ルンですだった。
離島桟橋に到着。
当時の離島桟橋はターミナルの東側、中村つりぐの方にあった。
小浜島に到着。
港まではホテルのスタッフが迎えに来ていた。
スタッフからは、
この島にはホテルは2件あること、宿泊先のホテルはプレオープン中でゴルフ場を造成中であること、ホテルの敷地内にクジャクがいるので気を付けること、あと、ちゅらさんのことなどを聞いた。
夕食はグルクンの唐揚げだった。
滞在中は、頑張ってのんびりしようとした。が、すぐに飽きて、散歩に出かけた。
シュガーロード、こはぐら荘、大岳展望台。店舗の名前は忘れたが集落でカレーを食べた。物静かな店だった。
午後からは海人体験コース。
島の端っこの港から漁船に乗って素潜り漁をするという有料サービスだった。
案内は、肌の浅黒い口数の少ない男性。たぶん、本物の漁師。
沖に出てアンカーを打つ。
漁師が海を指さし「(獲物)いるよ」と言う。が、何も見えない。
ここらの貝は、サンゴ色している。
漁師は、大きな貝を採って、船上で調理して食べさせてくれた。
この経験は、後のリーフエッジシュノーケリングに繋がった。
小浜島にはこの時以来訪問していない。
写真も無い、ネガも無い。記録だけここに。
小浜島にはこの時以来訪問していない。
写真も無い、ネガも無い。記録だけここに。