そんな理由で2泊3日の旅程で釜山へ。
福岡発のLCC。エアプサンに搭乗。機体はやや小ぶりのB737型。
シートの柔らかさは普通。座席はやや狭い。新聞はある。
そんな初LCCに浸るのも束の間、あっという間に対馬上空に到達。
そこからすぐに下降が始まり、釜山金海空港にランディング。
飛行時間は30分ほどだっただろうか。
市内まで移動し、ホテルにチェックイン。
期待できそうな天候はなかったが、ホテルの部屋から窓の外を眺めてみた。
モーテル=日本でいうラブホのことなのだろう。
ノレバン=直訳ではカラオケと習ったが、玄関に客引きがいる。カラオケスナック?はたまたデートクラブのようなものなのか。
その他は、日本でも馴染みのあるプルコギや、サムギョプサルなどのハングルの看板が立ち並ぶ。何となしそうゆうエリアであることがわかった。
(後日、ガイドさんに尋ねたら「大人のノレバン」と「普通のノレバン」があるとのこと。それ以上は「行ってみたら?」とあしらわれた。)
ところで、あの丘は何?
日本であれば、おおよそ古墳の雰囲気である。
マフラーと手袋を装着し、現場へと急行することとした。
5分ほど歩き、階段を登ると、かなり古い時代の石垣が見えた。
急いで作ったのか、耐震性能が悪そう。
頂上はこんな感じの再建された建物がある。
このあたりで、何となくどの時代の物か想像がついた。
ホテルへの帰路。日本語の看板を見つけた。この城跡は1593年の壬申倭乱(豊臣秀吉の朝鮮出兵)の時、日本軍が駐在するため毛利輝元が釜山鎮の支城として築城した日本式の城である。
とのこと。以前、訪問した名護屋城から出陣した武将が築城したと思うと、感慨深い気持ちになった。また、LCCのありがたさを痛感した。
今は、このエリア。地元のアジュマ(おばちゃん)達のウォーキングの場所として、
親しまれているようである。
おまけ。ジムの設備のような韓国風遊具。