2010年11月10日水曜日

しぃーぶん

ゆいれーる見栄橋駅から国際通り方向へ5分ほど歩いたところにその店はあった。

初めて訪れたのは、まだ有村の船(那覇⇔宮古島⇔石垣島航路)があった頃。
出航までの暇潰しのために入店した。

食堂といった感じの趣きは無い。どちらかというと「Café」のような外観。
通りからもよく見える大きな提灯が特徴的だった。

割と広めのカウンターに座り、二日酔いの胃にも優しい「そば」を注文した。
「いなり」がおまけでついてきた。隣のオジイに酒とみかんをもらった。

ノイズは気にならない。太陽のような女性の声に掻き消されていたから。

本年2月ぶりのしぃーぶん。店長が迎えてくれた。
久しぶり?いつきたの?いつ帰るの?

いつもの質問だ。覚えてくれてるとやっぱり嬉しい。

ここの料理は、本当に重宝している。
沖縄料理に疲れた時、繊細な味付けが胃に優しく染み渡る。

今回は、開発中のラー油と肉味噌を試食した。
$旅りーまんブログ-Course Up--ラー油@しぃーぶん

2010年に流行っていたラー油が「つけるラー油」なら
しぃーぶんのラー油は「食べるラー油」といったところか。

干しエビを使ったもので、あっさり風味。
ラー油の派生品ではなく、新しい食べ物と思った方がいいだろう。

こちらは肉味噌。
$旅りーまんブログ-Course Up--肉味噌@しぃーぶん

油味噌というのが沖縄の食べ物にあるらしいが、いまいち肉味噌との違いはわからない。
内地には無い感じの味噌。レシピもしげさんの頭の中にあるらしい。

どちらも販売の予定は無く、来店したお客さんに無料で配布するとのこと。

2010年11月6日土曜日

ゲストハウス

ゲストハウスの存在を知ったのはそんな昔でもない。

簡単に言えば、素泊まりで相部屋の安宿。
内地では珍しいが、沖縄にはかなりの数がある。

数年前、嵐の鳩間島から脱出した際に、
石垣港近くのゲストハウスに飛び込んだ。

少し暗い玄関。共用スペースらしき、少し明るい奥側を覗く。

天井を見上げながら煙草を吸っている人。
いつまでも終わらない島の話をしてる人。
ケツを向けてマンガを読んでいる人。
三線を弾いている人。
寝ている人。

好き勝手やってるのに、不思議な一体感。
極めて意味不明な空間だった。

それでも翌年も翌々年も、同じ宿に泊まった。
引きつける何かがあったんだろう。
多くの個性との出会いは、今の自分を形成する大きな要素となった。

これまで、あまり本島に目を向けてなかったせいか、那覇に常宿はない。
国際通り付近は、ゴミゴミしてて、ノイズが多くて、見晴しが悪いので何となく気が進まない。泊港付近は土地勘が無くなんとなく不安。

結局、今回も月光荘に泊まることにした。

2010年11月4日木曜日

PADIオープンウォーター

マイル溜まったので、ちょっと沖縄に行こう。きっかけはそんなとこ。

あとづけの目的は次の通り。

1 Cカード取得
2 拠点となるゲストハウス探し
3 余裕があれば離島散策

多くの課題をほったらかして空港に向かった。

AM09:55 福岡空港発

        売店で『西日本新聞』を購入。

AM11:40 那覇空港着

2月以来の那覇。やっぱり都会だ。車と建物に酔う。
市場で弁当を仕入れた。250円。
$旅りーまんブログ-Course Up--250円弁当@那覇
炭水化物がたっぷり。

AM13:30 ショップ発

ほどなくして海岸に到着。HPで見たようなトロピカルな景色はない。

講習開始。メンツはスタッフ2人。客は6人。

機材の基本的な説明を受ける。
ウェット、タンク、レギュレーター、Oリング、BC…
もう無理。覚えられん。

セッティング終了。ウエイトを装着。タンクを背負いいざ入水。
バディーの助けを借りてフィンをつける。

レギュレーターを咥え、呼吸をしてみる。
スーハー スーハー ブクブクブク…

慣れてないせいか、若干息苦しい。
浅く吸ったり、深く吸ったりを繰り返してみる。
やっぱり慣れない。

講習はごくごく基本的なことを学ぶ。

浮くためには?
メガネに水が入ったら
メガネが外れたら
エアが無くなったら
岩に引っかかったら

シュノーケルの癖で、水面に上がりたくなる。一つ一つの動作を頭で考えながらこなす。

何か変な感じ。

一つだけ覚えたのは『レギュレータを離さなければ死なない』ってこと。

二日間に渡る講習。
目標通り、命を失わずにライセンス(PADIオープンウォーター)を取得。

総額19800円